PERSONAL WORKSTATION X680x0
Project Ethernet Lan Board Neptune-X のホームページ
へっぽこ日記
え?ここ読むの?へっぽこな事しか書いてないよ。(^^;
- Neptune-X (LANアダプタ)の制作(回路図バージョン0.4)
・1997年12月??日
実はこれまでTTLを10個以上使った電子工作はした事がありません。(^^;
回路図もろくすっぽ読めないohsatan!が(ちょっと不安ですが)Neptune-Xを2枚も作ります。さてさて、うまくいくでしょうか・・・・。
詳しい資料をShi-MAD氏のNeptune-X
Home Page からどかどかと落とす。
・1998年02月02日
パーツレイアウトを決める。
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・1998年02月03日
NE2000互換のボードを物色するべくショップへ行く。がそこにあったボードは「UM9008F」というチップが使われていた。動作報告のないチップなんで動くかどうか判らないから取りあえずパス。 次に雑多な部品を買いにパーツショップへ行く。大分で電子部品を売っている所は1店しかないのであえて店の名前は言わない。試作2枚目用にTTLを探す・・・・・LSとFしか在庫が無いのでTTLはあきらめる。
真夜中にシンドブック氏から電話がかかる。「ボード作ってる?君がうまくいったらMASA氏も挑戦するって言ってたよ」 おおい、それじゃ俺が実験台ってことかい?
・1998年02月06日
回路図とTTL規格表を片手に配線する。3日もかかっちゃったよ。
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・1998年02月07日
今日はLANカードを買いにアプライド大分店に行く。ただ単にアプライドの広告にISAのLANカードがのってたからなんだけどね。サンプルが1枚あったんでチップを見ると「Genius LAN K1306023」とか印刷されてる・・・。どうしよう、全然聞いたことのないチップだ・・・・むむむ~。でも他に買うところ無いからバクチ打ってみるか~。(ヲイヲイ
さっそく家に帰りNeptune-XにLANカードを装着。
念の為テスターでショートしてないかチェックしてからボードをスロットに差し込みスイッチオン!! 「ピー」という電源保護回路の音もなく静かに起動、簡易ボードチェッカーを走らせると「割り込みがうまくいきません」らしい。うを!やっぱりあったか。 どれどれ・・・・げ!割り込みリクエストとアクノリッジが入れ替わってる。ちょい間抜けだ。もりもりと配線を修正、今度はどうだ?おお!なんとかうまくいってるようだ。でもなんでベースアドレスが0xECE200なんだろ? しばらくジャンパをいろいろいじった結果、I/OアドレスをY1に変更したらバスエラーで動かない・・・・ようわからんが、Neptune-X側のアドレスをY0(0xECE000)にした時だけちゃんと認識しているようだ。いきなり作ってこれだけうまくいったので今日はよしとしよう。(問題は多いけど)
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・1998年02月08日
眠い・・・・。友人に買ってきてもらったケーブルを受け取り、どきどきしながらループバックテストを実行!タイムアウト~。ビットエラ~。ぬお!なんでや~!と思いつつ一晩中あれこれやったけどさっぱりわからん。まさかRS-232Cみたいにクロスさせんといかんとゆーオチか?とりあえず関東方面在住の友人にヘルプする。案の定直接PCどうしで繋げる場合はクロスさせないといけないと言われた。眠い目をこすりつつケーブルを真ん中からちょん切ってクロスに結線しなおす。やっとループバックテストが通った~(;_;/
ついでにPROにもNeptune-X を挿してみた。ちゃんと認識するよ~。
あとはソフトウェアの設定が残ってるけど今日はもうだめだ~。おやすみ。
・1998年02月09日
Neptune-Xメーリングリストに登録して1300を超えるメールを読む・・・・目が痛いッス。FAQとかでもあれば・・・・・とつくづく思った。ネットワークはなぞが多いよ。
1.x68<->Win95をケーブルで繋ぐとLANカードのインジケータがWin95側の受信を除いて点灯する。
2.PPP接続では問題無いが、LAN接続だとどちらからコマンド打っても全てタイムアウト。
3.netstat -i すると SIGBUS Bus error pc:6acd6,sp:16f5ac,sr:2004 と出る。
とりあえず八方塞がり。まいった。今週末にNeptune-Evo 買った奴が種子島から帰省するんでEvo
に望みをつなぐしかないかも。
・1998年02月11日
どうしようもないんだけど、とりあえずWarFTPdは説明が英語で機能も凄く多いみたいなんでメーリングリストで記憶していたTinyFTPdを探してきた。なんか作った人は凄くけなしてるみたいだけど、懇切丁寧な解説がこれでもか!とあったのでなんとかなりそうな予感。
うりゃ!PING!・・・・・・・・やっぱ反応ないな~。IPアドレスに問題あるんかな~。と呟きつつX68のIP変えたり、DOS/VのIP変えたりが延々2時間くらい続き・・・・
ニヤリ。
X68側のIPを192.168.1.1にWin95側のIPを192.168.1.0にしたらちゃんと動きました。手始めにLZHで圧縮されたファイルを転送してみると見事にファイルの中身が壊れてました。ちょっとしてからファイル転送にテキスト/バイナリモードがあることに気が付いたのは秘密です(^^; 2MB超のファイルを転送してみたけど問題ナシ!
とりあえず残っている問題:
1.電源投入時だけhinetd.xの常駐で回避不可能なエラーが出る(事がある)
2.netstat -i で SIGBUS Bus error pc:6acd6,sp:16f5ac,sr:2004 と出る。
まあ、それなりに動いてるんで今のところは様子見るとしますか・・・。
Human68k+ESP/Xのftp.xでの転送速度をPROとX68030で調べてみました。Getする時はなるべく早いデバイス(おそらくRAMディスク)をカレントにすれば両機ともにもう少し早くなると思います。Putはマシンの速さが露骨に出ている様な感じでしょうか?4.8倍も差があるのには唖然としました。 これじゃあEX68(X68Kエミュレータ)にデータを送れと言ってるようなもんか?(^^;
マシン |
Ftp>Get |
Ftp>Put |
PRO
無改造10MHz |
13.8Kbytes |
29.5Kbytes |
XVI
MPU20MHz
in Exellent30 |
28.0Kbytes |
137.0Kbytes |
X68030
MPU32MHz |
42.7Kbytes |
144.0Kbytes |
・1998年02月12日
とりあえず使えるようになったんでNeptune-X のShi-MAD氏にこれまでの経過を報告。
製造番号#46を頂きました。(^^/
と同時に某氏に2枚目用の部品の調達を依頼する。
・1998年02月19日
2枚目の部品調達にまたもや某パーツショップへ行く。持ち合わせが少なかったんでラッピングワイヤーと74LS245×1個と4.7kΩ抵抗6本で清算する。税込みで767円だった。(T_T) ラッピングワイヤーが税別460円だから差し引いたら残り270円か?なるほど・・・ってをい!
TTL1個と抵抗6本で270円もするのか!
まあ、地方で競争相手が居ないから判らなくもないですが、TTL-ICや抵抗に値札が付いてなくて清算する時に店員だけが価格表覗いてレジ叩くってのはいい加減やめて欲しいです。数年前くらいから値札付けるように言われ続けているようですが、改善する気はないみたいです。
頼むからTTL-ICに値札付けてくれ!
・1998年02月20日
Neptune#0(製造番号#46)を納品する。
かわいがってもらうんだぞぉ~(;_;/ <大袈裟
・1998年02月24日
286の時代からAT互換機ユーザーの多かった県南のBBS「み~る」にジャンクのマザーボード希望とポストしたら、hiroさんという方からちょうど2枚あるとの返事。らっきー! これでなんとか部品のメドがたった!
・1998年02月27日
ジャンクのマザーボードが来た。本当ならば私が取りに行くべきなんだけど、hiroさんが用事で近くまで来るからということでついでに届けてくれました。どうもお手数かけます。(^^;
このボード、メーカーは判らないけどシルクででっかくISA-486SV2と印刷されてます。GIGA-BYTEのかな?まーどうでもいいや、部品取りだし。 てなわけでバキバキと分解してISAコネクタとジャンパーポストをGET!。
・1998年03月03日
とりあえず部品配置までやった。これから配線なんだけど、配線を始めるまでがすごく面倒だ・・・。 始めてしまえばのめりこんでやってしまうんだけど、その気になるまでが長いんでどうもいかん。(^^; 機材があればGAL焼いたりとかエッチングとかやってみたいんだけど、そんな知識や技術が無いんでどーしよーもないですね。 うう、配線やるのが面倒だ・・・。(以下無限ループ)
・1998年03月09日
なんとか無限ループから脱出。一通りの動作チェックをパスして普通に使えるところまでこぎつけました。さすがに2枚目ともなると手慣れたせいか作業の途中で間違いに気が付くようになり、大きなトラブルも無く作業は進み、あっさりと動いてくれました。
今回もLANカードはアプライドのAL-NI2000P30Sを使用してます。エレコムの例の奴も売ってるのですが、DOS/Vマシンに装着して設定ソフトを動かすのが面倒だったのでやめました。
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ICソケットは3種混合、バストランシーバはALS245とAS245での間に合わせ、ISAコネクタはAT互換機のマザーボードを分解して獲得・・・・・・なんとも激貧な2枚目です。1枚目よりもコストはかかってないくせに豪華なDIP.SWを使っているのは気にしないでください。(^^;
・1998年03月11日
以前より頼んでいた部品(ALS245)が届く。なんで3月4日に発送されたもの(しかも速達)が11日に来るんだ?しかも戸次局までは5日に到着してるじゃないの。ぬう!
気をとりなおしてベンチマークをとってみる。が、1枚目とはなんか違うぞ。
マシン |
ボード |
Ftp>Get |
Ftp>Put |
X68030
MPU32MHz |
1枚目(#46) |
42.7Kbytes |
144.0Kbytes |
X68030
MPU32MHz |
2枚目 |
51.7Kbytes |
93.1Kbytes |
GETが若干速くて、PUTが凄く遅くなってる・・・・・。う~ん、やっぱり手作りなんでばらつきが激しいのかな~。
・1998年03月20日
Shi-MAD氏から製造番号#50を頂く。1枚目が#46で約一ヶ月前だから毎週1枚のペースで誰かが自作してるのか・・・・凄いな。 さて、今後の製造予定は今のところはありません。Neptune-X
がバージョンアップした時にひょこっと作かもしれませんけど、先の話でしょう。
とりあえず、今回はこれでおしまいです。Shi-MAD氏、HPで制作報告や紹介をされている方々、そして文句言わずに部品を調達してくれたシンドブック氏に感謝します。
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Last Update 01 May 1998